お習字 書について こうなりたい
書にせよ お習字にせよ 始めてみたいという方は きれいな文字を書きたいと思っているでしょう そのためには やはり 書について 文字について ある程度 知ること 好きになること 楽しくなること これが早道というか 大切なことではないでしょうか
目次
漢字を書く 日常の言葉を書く どっち?
日本語と中国語は違いますね 今の日本で漢詩を自分で書ける人ってどれくらいいるんでしょう でも書道って漢詩ばかり書いてますね 日常文を書いている場合もあるけど 一字二字を書いている場合もある でも漢字 書いてある意味も調べなきゃわからない漢語
1年生に上がったばかりの子どもたちに 漢字を書かせるわけではないけど ひらがなをきちんと教えます ね
子どもたちが練習するひらがなは いわゆる仮名文字とは ちょっと違います
筆でのひらがなの練習は 筆の運び方 腕の使い方が 筆画の中で止まるところ 指の使い方 とても細かに練習します
仮名と漢字が混ざった私たちの日常語は 書道の題材としてはあまり見かけません 会派はちゃんとありますよ 金子先生の皆さん
中国書道の古典になっている法帖などは その書家先生が 自分の感興を書いたものが多くあります 王羲之の腹痛帖って面白いですね
だから 今の私たちは 今の自分の感興を 字に 作品に 残すのか 字形を練習するのか 悩むところではないでしょうか
字形の練習から 楽しみへ
たとえば 楷書っぽく 行書っぽく 書いたとき どっちがきれい❓ どっちが好き? これは好みとしか言いようがない
字形の練習をするけど 字形そのものは ほぼ変わらないのに 受ける印象はかなり違う
空間の取り方 墨の濃さ 運筆 このようなことで 印象が全く違う 字 になる
字形をしっかり練習するなら 楷書
運筆の変化を学ぶなら 行書
でも ちょっと面白く書いてみたいと思うなら 変化をつけてみる とりあえず道具で
書を 字を 学ぶとき こうなりたい と 目標を色々もって 学ぶ方向 スタイルを考えてみるのは大切でしょう